①帯や解説書といった付属品を一緒にしておく

ほとんどの国内盤には、帯や解説書が付属しています。その付属品も査定額を左右する要素だと言っても過言ではありません。仮に同じ段ボール箱の中に入っていても、他のレコード作品のカバーの中に入っていると査定する専門家が気付かないこともあるでしょう。そんな損をしないために、帯と解説書、ジャケット、レコード盤の４点が、ちゃんと一緒になっていることをあらかじめ確認しておくことがとても大事になるのです。そのレコード作品特製のステッカーやポスターも重要です。特典品が無くなっているからといって査定額が下がるものではありませんが、ちゃんと残っていれば当然より良い評価がされます。帯も特典品も、付属しているなら適正な価格で買い取ってほしいですよね？それなら、ひとつにまとめておいて査定する人間に”見せる”のもテクニックです。

②レコードを事前にキレイにしておくと、より高く買取される可能も

レコードのカバーについたカビは拭いても取れませんが、埃は取れます。盤の傷は拭いても取れませんが、手の指紋の跡や埃は拭けば取れますね。指紋ベタベタの状態がまずまずのレコードよりも、多少傷があっても盤面に光沢があるよく手入れがされているレコードの方が意外にも好感が持てませんか？キレイに磨くと手間と時間は掛かりますが、「少しでも高く買って欲しい！」という小さな気持ちが大きな差を生むのです。

③国内盤でも高価買取のチャンス

近年、メディアでも取り上げられておりますが、ジャズやクラシック、洋楽のLPレコードは国内市場だけではなく海外市場もございますので、中古相場が安定しております。その為、知識の浅い買取店でも、卸先を見つけやすい環境が整っておりますので、洋楽やクラシックのみ買取を行う買取業者もございます。洋楽やクラシックの方が買取金額がつきやすいのは確かではございますが、国内盤というだけで断る買取業者は知識がそもそも無い買取店の可能性もございますので、洋楽やジャズ、クラシックレコードの買取金額が適正ではない可能性がございます。

当店ではレコード買取を10年以上経験してる査定士がおりますので、国内盤のレコードでも名盤と言われるプレミア価格がついてるレコードの見落としもなく買取をできますので、是非、【昔のレコード】の買取先をお探しなら当店にお問い合わせください。

SPレコードとは？

初期のレコードのタイプで直径12インチ (30cm) 、収録時間は4～5分、78回転。材質はシェラック（樹脂）製で割れやすいので取り扱いには注意が必要です。1963年に生産終了。SP専用カートリッジが必要です。いわゆるLPレコードが登場する前のレコードです。

SPレコードは蓄音機での再生しかできませんので、LPレコードより需要が低いのが現状です。SPレコード専用で蓄音機も用意しないといけない為、需要は限られております。

買取金額がつかないレコードも多い分野でもございます。ですが少しの年代の違いや当時の歴史的背景を残す作品、戦前の作品だと高価買取につながる名盤も沢山ございます。

歴史的背景とは？

SPレコードの登場は、国内だと明治の時代に登場致します。その為、第二次世界大戦中の国内販売は海外の曲や思想が考えられるレコードは販売禁止の時代もございました。

愛国歌と呼ばれる軍歌が主流の時代に突入します。昭和初期は戦時中の背景や販売元のレーベルの名前も頻繁に変わっております。その為、販売元のレーベルの違いや時代背景を色濃く残す作品にはプレミア価格がついてる名盤がたくさんございます。

戦前のSPレコードは比較的市場価値が高く、当時の歌詞カードや包装も残ってる状態だと高価買取も期待できます。戦後1950年～1963年までのSPレコードは市場人気も薄く高価買取は期待できませんが、年代の特定も当店は経験豊富な査定士がおりますので、しっかり査定させて頂きますので、古いレコードの売り先をお探しであればお気軽にお問い合わせください。